江ノ電作品の時系列

ぶっちゃけ「ラヴァーズ・キス」「エルフェンリート」「青い花」「海街diary」、お前ら極楽寺好き過ぎるやろ、しかも後ろ三つは掲載期間かぶってるやんけ、じゃあ線表作ろうか、と勢いで線表を作ってみたものの、期間が長すぎてとんでもなく横長になったので線表はやめてメモにする。

これから作品の数が増えれてもいいようにタイトルは広めにした。

 

2002年 6月 エルフェンリート・開始

 

2004年11 青い花・開始

 

2005年 8月 エルフェンリート・終了(3年2月)

 

2006年 8月 海街diary・開始

カブリ期間 6年11月

2013年7月 青い花・終了(8年8月)

 

2018年 8月 海街diary・終了(12年)

 

 

青い花海街diary 

 

青い花」は明らかに吉田秋生の「櫻の園」を意識して描かれているので7年弱のこのカブリ期間、志村貴子*1はどういう気持ちだったんだろうと妄想するとちょっと面白い。

 

だって意図はともかくラヴァーズ・キス海街diaryに挟まれる形になったわけだからね、青い花。プレッシャーなかったとはちょっと思えない。

 

あと逆に吉田秋生はどうだったんだろう。

 

極楽寺の同じ店であんみつ食べて、鎌倉高校前の同じ坂が出てきて、江の島の裏側に同じように感激する・・・ここまでカブってなんにも意識してないってあるんだろうか。*2

 

あと杉本四姉妹と香田&浅野四姉妹はどっちが先だったんだろ。ちょっと調べてみよ♪

*1:吉田秋生ファン過ぎて普段「吉田秋生」表記なので合わせた

*2:エルフェンリートも期間と極楽寺舞台ではカブりまくってるんだけど作風が違いすぎるので略

【ネタバレ注意】アニメ・青い花、視聴後ほやほやの心の叫びを伝えたい!

19時半過ぎ青い花、見終わった。
真面目な感想はいずれ自分用に書くとして、いまはとにかく誰かに伝えたくて仕方がないので書く。
ラブレターは一晩寝かせろ、と言われるものの、一晩寝かせたらラブレターなんて出せねえよ!
 

・一応あらすじ

青い花は、万城目ふみ(ふみちゃん)と奥平あきら*1(あーちゃん)のダブルヒロインの百合アニメ。
どう考えてもふみちゃんとあーちゃんがくっつく話のはずなのに、全然進展しない。

 

・視聴当時の感想から尺が足りないと心配している部分を抜粋

 
1話~7話:春~初夏
1話でふみが肉体関係のあった従姉妹と破局*2、幼馴染のあきらと再会*3。ふみはイケメン女子の先輩と付き合い出す。
 

4話
全12話なのでそろそろふみちゃんとあーちゃんがどうにかならないと尺的にしんどい・・・

 

5話
ってまだ学園祭始まってすらないんだけど尺大丈夫か・・・
てか全11話かよ・・・ますますヤバいじゃん・・・

 

6話
そしてもうこりゃ尺足りないの確定。どう終わらせるのかに興味が移りつつある。

 

7話
尺が気になってしょうがない7話。

 

ここでふみが先輩と別れる*4(その後ふみは誰とも付き合わない)
 

8話
つかあと3話でなにができるっちゅうねん!尺がああああああああ!

 


9話:夏休み

9話
休憩回ですね。つか11話中9話が休憩回って尺とかもうどうでもいいだろスタッフ・・・

 

10話
尺がああああああああああああ!
次回でどうまとめるんだよ・・・せっかく面白いのに頭抱えちゃう。

 

11話:秋~冬
11話(最終話)
に至っても未だ物語がまったく進む気配なし。
気がつけばエンディングテーマが流れ出して、どう考えてもラストに「続く」がつくだろう、と諦めかけた・・・*5
 

視聴終了90秒前

 
以降、視聴終了直後の心の叫び。
原文ママ
 
 
 
まさかの!まさかの!物語終了前1分半でまさかの!この終わり方はいくらなんでも想定の範囲外!
すごい!なんかわかんないけどちょっと涙出ちゃったぞ。あ、こうきたか!おおお!みたいな!
マジでまさかの展開!いや、意外性って意味じゃなくて全然あり得る展開なんだけど、
なんだ、このうまく言えない感じ。いや、そうなんだけど、雪降ります、校舎見ます、ああ、これで終わるのか~
これじゃ全然終われないじゃん(二期絶望的だし*6
・・・ってえ?あ?複数の伏線が一気に底*7に集約されちゃうの?スゲーもう終わるのに、
いや、終わるからなんだけど、え、心の準備が、なにこれスゲーよ。対百合免疫めっちゃある自信ある*8けど、
これある意味いきなり告白とかいきなりキスとかより全然衝撃じゃん。レズセックスから始まりレズキス、家族紹介とか
どこまでもレズの道をステップアップしていってたふみちゃん、最後の最後でこれですか!
最高や!あんた最高や!純愛は最高にエロいとはいうものの、言葉ではわかってるものの!
 
 
 
 
 

ここまで書いて腹痛に襲われトイレに駆け込み文章*9終了。
アニメを見るときは部屋を明るくして室温を外気より暖かくして見てください
 

*1:女子

*2:男と結婚した

*3:再会時お互い気づかなかった

*4:先輩に好きな男がいて忘れられないからフラれた

*5:これで終わってても十分面白かったけどね

*6:ふみ役の声優?がコカイン所持で逮捕されて芸能界引退したので無理

*7:そこ

*8:かれこれ20年ほど百合男子やってる

*9:もはやラブレターだと思う

「エンドレスエイトの驚愕-ハルヒ@人間原理を考える-」(三浦俊彦)

本書はハードカバーサイズ400ページの「分析哲学」「芸術的解釈」に基づくエンドレスエイト*1についての考察を行うものである。

 

一般に考察それ自体はとても面白いので好きだ。ただ特にアニメの考察では考察内容よりむしろ自分の背景知識と読み込み力を誇るマウンティングが先行しがちなので本書のような記述はだいぶ助かる*2

 

私は本を読むのが遅いのにもかかわらず、他の本と並列して、これほど難解な内容を含む本をわずか四日足らずで読めた。

 

本書の内容が私の大好きな涼宮ハルヒシリーズに関するものであること、

内容の難易度の高さにもかかわらず適切なフォローがあること、

また文体がブログに近いこと(2ちゃんねるやブログの引用も多い)

など、さーっと読むのには適していたとも言える。

 

しかし、それだけではあるまい。

 

何と言ってもエンドレスエイトである。

サブカル史上に残る大失態!*3

その大失態は、私の大好き過ぎる涼宮ハルヒシリーズで!

しかも生まれて初めてのアニメのリアルタイム視聴で!

行われたのだ!

 

ネットに同志たちの不満は溢れている。傷のなめあいはできる。

だが、あのトラウマになんらかの意味を持たせるような、そんな可能性があるとすれば―。

 

そこで本書である。

偶然知ったとはいえとりあえず中身を確認する必要があるだろう。

もしそこに「~年代の想像力」だとか「ゲーデル的云々」だとか書いてあったら鼻で嗤って足蹴にしてやればいい。

 

本書はこれらの「社会定位」の批評*4に懐疑的だ。(P51-56

 

単純に物語として面白いかどうか、成立しうるかどうか、という点で論が進んでいく(助かる!)。

 

だいたい240ページくらいまでは芸術論、その後は様々な解釈がビュンビュン飛び出す感じ(これが分析哲学っていうのか?)

 

他のエンドレスエイト論(普通は涼宮ハルヒシリーズ論に含まれる)より後発であることを活かし、*5これまでの議論をもとにエンドレスエイトについて、芸術的観点からのダメ出し*6をした上で、様々な仮説を整理、敷衍、展開していくというのが本書の大まかな構成*7である。

 

一部議論が強引であるほか*8、議論の混乱、繰り返し、行きつ戻りつ、などが見られそのたびに「この人、本当に大学教授?」と末尾を開くことが多かった。

 

たぶん、書くのが面白くてしょうがなかったんだろうな。29冊目にして初めて自分から企画を出版社に持ち込んだくらいだし論文じゃない好き勝手書ける形式でしかも他に見られないような人間原理コンセプチュアルアートの議論を「あのエンドレスエイト」で展開できるんだから書いてて面白くないはずがない。

 

そういう意味ではこれら文章の荒れは、著者の熱量を感じながら一緒に楽しめるという長所でもある。

しかし、もう少し読みやすく出来なかったのかな、とは思う。人間原理コンセプチュアルアートの部分は難しくならざるを得ないけれど、それぞれの○○説の説明のところなんかは工夫のしようがあったのではないか。

 

とはいえ一回読んだだけじゃわからない。また長時間かけて神経すり減らして読まなきゃならんのか。

 

なあ、世界、少しくらいは待てるだろ?*9

 

 

もう一回読むまで、

 

ちょっとくらい待機しててくれてもいいよな。*10

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、本書は科学研究費助成事業の一環だそうである。

「どこをどういじっても駄作のアニメで科研費をもらう」というのは、奥村雄樹「会田誠に本気で VOCA 賞を狙った絵を描いてもらう/その絵を. VOCA 展に出す」のパロディなのではないか。

 

そう、本書自体が実はコンセプチュアルアートなのだ。

*1:アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」第二期においてほぼ同じ内容を地上波30分枠で8話丸々放映して物議をかもしたエピソード。原作は「涼宮ハルヒの暴走」所収の短編

*2:アニメオタクはマウンティング大好き。試しにエヴァンゲリオンまどかマギカをちょっとだけdisってみよう。

*3:この後、涼宮ハルヒシリーズは凋落し、ハルヒと言えば「エンドレスエイトwww」となり、京都アニメーションと言えば「けいおん」となる。セカイ系が終わり、日常系全盛期への突入のある意味象徴的な出来事とも言える。「夏休みの高校生のただの日常」の繰り返しが退屈過ぎたがために・・・

*4:ざっくりいうと「この10年で話題になったサブカルチャーを分析してみたら、社会やコミュニケーション空間の変化が見えてきた」というような

*5:なんせエンドレスエイトの放映は2009年。そもそもなぜ今更エンドレスエイト?というのが実は本書の一番の謎

*6:実は意外に非常に貴重だと思う。つまらない、ということについて何がどうしてどうつまらないのかをきちんと言葉にすることは大事。ブログやついったーの字数では足りないので本書は有難い。

*7:ところどころに出現する小出しの「人間原理が邪魔。どこかの一章を使ってちゃんと説明してほしい。そもそも人間原理自体をこんな無批判に使っていいのか疑問。人間原理って割とよく聞くけど説明する人によって全然言ってることが違うような気がする

*8:大なり小なり強引な展開が見られるが特に「エンドレスエイトコンセプチュアルアートである」ことの論証は強引かつ執拗。面白いけど。

*9:劇場版「涼宮ハルヒの消失」より

*10:劇場版「涼宮ハルヒの消失」より