「市場は物理法則で動く」(マーク・ブキャナン)

経済学は嫌いだ。大嫌いだ。
面白味も説得力もない。あんなもんクソだ。

しかし経済には興味があるのだ。
そして以前から経済物理学には興味があった。

正月に「歴史は『べき乗則』で動く」を読んだ。
とても面白い。地震や山火事などの自然現象と戦争などの社会現象の多くがべき乗則に従っており、そのメカニズムがシミュレーションを使って物理的に解明できるというのだ。

そこで同じ著者の経済学の本であるわけだが読み始めると正統派経済学に対する批判が続く、いつまで続くのか?
次の章からは経済物理学の話になるのか?あれ、まだ批判?じゃあ次の章?

・・・俺は経済物理学の本を読みに来たんだ、ずっと悪口ばかりじゃないか。
リーマンショックとフラッシュクラッシュを受けて正統派経済学にかなりお怒りのようであるのはわかるが。

それにしても・・・正統派経済学とかどうでもいいので経済物理学の話をしませんか?
確かに経済物理学の話も出てくるけれどももっとメインディッシュにしてほしい。